2024年度 修了生:髙久 拓海 [学士 #49、修士 #42]

投稿者: | 2025年3月31日

髙久 拓海さん

学部3年生~修士2年生の本配属の4年間研究室に在籍し、表彰2件、国際会議発表5件(主著が1件)、国内会議発表11件(主著が5件)と、コロナ禍で大変ななか、4年間ですごい成果を残しました。

まず学部3年生の頃には、運転のモデル化に関する研究に研究室で初めて取り組み、カーブ走行における運転がステアリングの法則にどうマッチするかなどを検証しました。この成果を発展させたものは国際会議でも採録され、Best paper honorable mention awardを受賞しました。

また、学部4年生の頃には、Webでのアンケートや実験、アノテーション付与などにおける不適切な慣れにについて研究し、不適切な慣れが生じると選択がリズム的になることを明らかにするとともに、その成果を卒業論文としてまとめました。この成果は、GN研究会で発表し、表彰されました

修士では、卒業研究の成果を発展させ、今度は選択時間だけでなくマウスの軌跡にも着目した研究を実施し、そのユーザ行動を分類しました。また、正解があるが慣れが生じてしまうようなタスクを設計し、その実験により間違うときには選択時間が短くなっていることなどを明らかにしました。さらに修士における一連の研究を整理し、修士論文「Web上での繰り返し実験で不適切な慣れが回答に及ぼす影響」を書き上げました。

髙久拓海さんは、運転のモデル化に関する研究を切り拓き、後輩が順に様々なコースをモデル化する研究の基礎を作ってくれました。また、その英語力で研究室の様々な研究の英語化に貢献してくれました。

卒業後はエンジニアとして働いてます。どこかで見かけましたら、是非ともお声がけいただきますとともに、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

業績

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