Collaboration

中村聡史研究室では、学生のための研究費獲得のため、またこれまでにないものを世の中に出していくために、企業や公的な機関の皆様との共同研究や技術相談、また寄付を積極的にお受けしております。

共同研究(+受託研究)スタイルが良いか、技術相談スタイルが良いかは、やりたいこと、またその規模によって変わってくると思いますので、まずはメール(satoshi [at] snakamura.org)にてご相談いただければと思います。Zoomなどでオンラインでのミーティングか、大学でのミーティングを設定させていただきます。

 

共同研究(+受託研究)

共同研究については、これまで「ひと」にまつわるテーマで、研究室としてお受けできるテーマであれば、積極的にお受けしたいと思っています。

研究室では、「手書き」「文字表現」「集中制御」「時間感覚制御」「選択誘導」「運転のモデリング」などについて、これまで共同研究でも取り組んできましたので、こうしたテーマに類する事で、他との切り分けができればお受けすることは可能だと思います。また、「ネタバレ防止」や「コミック工学」「BADUI」「タスク促進」「化粧」「ファッション」「推薦」関係もお受けできます。詳しくは、論文やスライドなどすべてデジタルライブラリにて公開していますので、そちらを参考にしてください。

あくまで目安ですが、2023年8月の時点では、共同研究(または受託研究)では1プロジェクトあたり年間100~200万円程度で、1人の学生をその研究に割り当て、1年間取り組んで成果を出していくことを目指します(物価上昇で100万だと正直厳しいかもしれません)。1プロジェクトだけではなく、2プロジェクトをお受けすることが多く、その場合はx2で200~400万円程度の場合は2テーマに2名を割り当てて実施しています。もちろん、私も他のメンバーも関与するため、学生を付けて放置ということは全くありません。ただ、この予算規模の場合は、研究環境整備・実験実施にまつわる経費・投稿に関する経費・旅費などですぐになくなってしまいますので、こちらである程度自由にやらせてもらううえ、また失敗しても許容いただくことをお願いしています。また、1年ではなく、複数年を前提として考えていただけますと幸いです。

共同研究についてはこれまでに5つの企業様と一緒に取り組ませていただいておりますが、幸いなことに、共同研究に取り組ませていただいている企業様に恵まれており、複数年にわたるものが大半で、半数の企業様からは増額をいただいており、本当に助かっております。ただ、学生数は結構いますので、まだまだ募集中です。

また、ハッカソン型の共同研究(受託研究開発)をお受けすることも可能です。こちらの場合は、まずはお題を提示いただき、研究室の学生さん全員(20~30人程度)の予定を1週間確保し(夏休みに実施することが多いです)、その1週間与えられたテーマについてアイディアを出し、システム開発を行い、最終成果発表を行うというものです。学生さんたちに給料を支払うことになるので、1人6万円程度、だいたい150万円程度で実施可能です。また、短期間の場合は、アイディアソン型で実施することも可能で、企業の方々に一緒に参加してもらうことも可能です。なおこれまでこの枠組みで、Uniottoや音札、mureqやotoniwa、コミクエなどのアプリやサービスが生まれました。そうしたハッカソンをベースとして、追加で共同研究を実施していくということが可能です。

さらに、プロジェクト型の共同研究もお受けすることが可能です。こちらの場合は、学会発表などは目指さず、いただいたお題についての調査、分析、提案などを、研究室の学生に人件費を支払いつつ、複数人によるプロジェクトとして成果を報告させていただく形式となっています。実施規模にもよりますが、年間200~1000万円程度となっています。2023年度に1件こちらのタイプのものをお受けする予定です。

  • 2024年度までの実績
    • 富士電機株式会社(2017-2019)
    • 株式会社ジンズホールディングス(2018-2019)
    • 株式会社ワコム(2018-)
    • ヤフー株式会社(2017-)
    • 株式会社SUBARU(2021-)
    • 株式会社パイロットコーポレーション(2023-)
    • 中野区(2024-)

技術相談

技術相談、研究相談などのアドバイザについてもお受けしております。こちらの場合は、研究室ではなく、私(中村)が単独で相談に乗るというものになります。そのため、研究室の学生は関わることはなく、こちらで開発なども行いません。これまでは1ヶ月10万円程度でお受けしておりますが、内容によりますので、この点についても、ご相談いただければと思います。

色んなパターンがありますが、アプリケーションのリリースに向けた技術相談、イベントの展示に向けた技術相談、機関様の研究推進における各種アドバイス、知識提供、ワークショップの実施などになります。

共同研究でうまくいくかわからないため、まずは技術相談からはじめて、そこから可能性があれば共同研究に取り組んでみるという手もあると思っています。

  • 2022年度までの実績
    • 電通デジタル株式会社
    • 株式会社ジンズホールディングス
    • 株式会社廣済堂
    • ゲンバシステムズ株式会社(株式会社Avalanche Tech)
    • エスパリアール合同会社
    • 日本放送協会
    • など

学術奨励研究寄付金

研究室への寄付も積極的に募集しております。寄付いただいたお金については、研究室の特に学生の支援に使わせていただきます。

申し込みについては、明治大学のこちらのページにある情報を参考に、指定する教員名で「総合数理学部中村聡史」とご指定いただけますと幸いです。

  • 2022年度までの実績
    • 株式会社ナナメウエ
    • ゲンバシステムズ株式会社(株式会社Avalanche Tech)