2024年度 修了生:松田 さゆり [学士 #50、修士 #43]

投稿者: | 2025年3月31日

松田 さゆりさん

学部3年生~修士2年生の本配属の4年間研究室に在籍し、表彰2件、国際会議発表3件(主著が2件)、国内会議発表12件(主著が6件)と、コロナ禍で大変ななか、4年間ですごい成果を残しました。

まず学部3年生の頃には、株式会社SUBARUとの共同研究に取り組み、音によりハンドル操舵角をフィードバックするドレミハンドルを提案しました。また、この成果は国際会議でも発表しました。

また、学部4年生の頃には、ものを指でつかんだ時の爪の色の変化を利用した重さ推定手法について研究し、その成果を卒業論文としてまとめました。この成果は、国際会議でも発表しました。

修士では、卒業研究の成果を発展させ、Assetto Corsa上にドレミハンドルを実装し、複雑なコースのもとでのドレミハンドルの有用性を明らかにしました。また、実車にもドレミハンドルを実装し、運転コースでの実車実験から、ドレミハンドルが講師による指導群と同程度の効果があることを明らかにしました。さらに、初めてのコースにおけるドレミハンドルでの運転支援のため、事前にドレミの音を提示する手法を実装し、比較して検証しました。また、修士における一連の研究を整理し、修士論文「ドレミハンドル: 操舵角に応じた音提示による運転練習手法」を書き上げました。

松田さゆりさんは、そのアイディアを出す力と研究の推進力により、複数の研究プロジェクトを立ち上げてくれました。また、共同研究でも着実に成果を出し、想定していなかった成果まで到達させてくれました。

卒業後はコンサルとして働いてます。どこかで見かけましたら、是非ともお声がけいただきますとともに、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

業績

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