はじめに
こんにちは B4の松田さゆりです。
9/7~9/9にイタリアのヴェローナで開催されたKES2022にて発表を行いましたので、その報告をさせていただきます。
今回発表した内容は昨年の11月に発表したものを英語化し、再整理したものですので、詳細はそちらをご覧ください。
研究内容
みなさん運転はお好きですか?
私はドライブは好きですが、運転は怖くて苦手です。特に急カーブにはびびります。
そこで、運転初心者のカーブ走行を支援するために、ハンドルを回した角度によってドレミが鳴る、「ドレミハンドル」(DoReMi Steering Wheel)というシステムを作りました!
実際の映像はこんな感じです。ハンドルを回すと、それに合わせてドレミの音が鳴るのを確認できるかと思います。
これを使ってシミュレータで実験を行ったところ、通常のハンドルと比べて、修正舵(ハンドルを不必要に切り足したり、戻したりすること)が減る傾向が見られ、ハンドルに応じたドレミの音がカーブ走行を支援できる可能性があることが示唆されました。
詳細についてはスライドや論文をご参照ください。
スライド
論文情報
感想
初めての海外での発表は投稿段階から大変なことが多かった気がします。そして当日は胃が飛び出そうなくらい緊張したり、トラブルも多くありましたが、議長をしていた優しい笑顔のカルロス先生に助けられて、なんとか発表を終えることできました。終わってしまった今では不思議と苦労も忘れちゃいました。
また、カンファレンスディナーにも参加し、ポーランドの先生方とおしゃべりしました。お互い英語は母国語では無いのにコミュニケーションが取れたので、英語の便利さを知りました。しかし研究についての英語が難しく力不足も感じたので、英語の勉強を頑張りたいなと思いました。
そしてなによりイタリアのご飯がとってもおいしかったです♪🧀🍕🍝🍦🥐
のせたい写真はたくさんあるのですが、松田的に一番おいしかったものと、一番思い出に残っている景色をおとどけします。
最後にはなりますが、今回もSUBARUの御三方と様々な議論をさせていただいたおかげで発表することができました。また、ご指導いただいた中村先生、研究室のメンバー、特に英語を教えてくれた同期に心より感謝を申し上げます。ありがとうございました!
ピンバック: HCS研究会で「ドレミハンドル: 操舵角に応じた音階提示手法の実車を用いた検証」というタイトルで発表してきました(松田さゆり) | 中村聡史研究室