はじめに
お久しぶりです。
近年話題のチョコザップに通い始めました。いつまで続くかヒヤヒヤしています。もうM2の松田さゆりです。
2024年5月13日〜5月14日に沖縄産業支援センターで開催されたHCS研究会で、SUBARUさんとの共同研究の成果を、「ドレミハンドル: 操舵角に応じた音階提示手法の実車を用いた検証」というタイトルで発表してきましたので、報告させていただきます。
研究概要
背景
ペーパードライバーになってはや5年目、松田です。
運転にはさまざまな難しい場面がありますが、私たちはカーブを滑らかに走行することの難しさに着目しています。
そこで、ドレミハンドルというハンドルを回した角度に応じて音が鳴る運転支援システムを2021年に提案し、これまで様々な実験を行なってきました。
これまでに行ってきた実験↓↓↓
その結果、ドレミハンドルを使って運転練習を行うと、修正舵(無駄にハンドルを切り足したり切り戻してしまうこと)が使わない場合より有意に減少することが明らかになってきました。
ドレミハンドルは実車向けシステムではありますが、全てドライビングシミュレータを用いた実験にとどまっていました。
今回の実験
👏👏2021年の提案からなんと!やっと!念願の!実車で実験を行なってきました!👏👏
ありがとうございますSUBARUさん。
そこでまずは、実車で実験を行うために、車両情報取得するシステムからUDP通信で情報を受け取り、そのハンドル角度からドレミの音を鳴らすシステムを実装しました。
場所はスバル研究実験センターという佐野にあるテストコースを使用して行いました。下の図のようなコースで、全長1800m、1周2~3分かかります。
実験には、50km/h走行維持訓練の方10名に参加してもらいました。ドレミハンドル群(5名)と、講師指導群(5名)に分けて走行を比較し、ドレミハンドルを使うことの運転への効果を検証しました。
実験の流れや、提示した内容等は以下のとおりです。
結果
実車においてもドレミハンドルにより修正舵が減少する傾向があるひとがいました。
これは、ドレミハンドルを使用し、ハンドル操作に伴いドレミ音が鳴ることによって、修正舵を自然と意識することができたからだと考えられます。
今回は母数が少ないので、どんな修正舵にドレミハンドルは効果があったのか?というより深い分析を行いました🌟
下の図は、操舵角を時間ごとに表し、修正舵が起きた位置で赤い点をプロットしたものになります。
その結果、 カーブに入るハンドルの切りはじめや、ヘアピンカーブでの早すぎる切り戻しによる修正舵や、上り坂などでの修正舵が減少したことがわかりました。
質疑では、音階が変わる幅の設定理由や、実車におけるハンドルの遊びの考慮はしているのかどうか、駐車にもドレミハンドルを導入したらどうか?というお話をいただきました。
今後は、どこでも誰でも使えるようにスマホで使えるように実装をして、実験参加者を増やして再度実験を行い、本当に使えるシステムにしていきたいと思います💪🚗
スライド
論文情報
感想
HCS学会、去年も参加させていただいたのですが、沖縄の気候にマッチしているせいか雰囲気があったかい!🌺
懇親会を通じて他の大学から参加している子たちとも仲良くなれて、非常に楽しい学会でした!😆
学会が終わった後には、みんなで美味しい沖縄料理を食べたり、調査で訪れたDMM水族館ではしゃいだりと、、、楽しい時間を過ごせました♪
一緒に行ってくれた皆様まじありがとうでした🥰 穏やかなみんなのおかげで楽しい時間が過ごせました🤩
最後にはなりますが、SUBARUの皆様のおかげで念願の実車実験ができました。ありがとうございました。また共著の尽力のおかげでシステムが作れました。分析、原稿、スライドも相談に乗ってくれてありがとうございました。そして何より、今回原稿やスライドに大変手こずってしまい、中村先生には大変お世話になりました。ありがとうございました。
残された学生生活をどう過ごすか、充実した時間にしたいと思います。