2024年度 修了生:髙野 沙也香 [学士 #47、修士 #40]

投稿者: | 2025年3月31日

髙野 沙也香さん

学部3年生~修士2年生の本配属の4年間研究室に在籍し、表彰2件、論文誌1件、国際会議発表1件、国内会議発表10件(主著が5件)と、コロナ禍で大変ななか、4年間ですごい成果を残しました。

まず学部3年生の頃には、文字形状が記憶に及ぼす影響について、特に手書きについて自身の手書きとの類似度が記憶にどのような影響を及ぼすかを調査しました。また、類似度が高いほど成績が良いという興味深い知見を得ました

また、学部4年生の頃には、化粧工程の複雑さと工程忘れの特徴を明らかにするため、化粧工程をフローチャートで表現する手法を提案および実装し、その化粧工程の特徴について分析した結果を卒業論文としてまとめました。

修士では、卒業研究の成果を発展させ、化粧工程のフローチャートから化粧工程の類似度を明らかにする研究に取り組みました。また、その研究を発展させ、美容系YouTuberの化粧動画で扱われている化粧工程との類似度から、化粧動画を推薦する研究にも取り組みました。さらに、美容系YouTuberの化粧工程の一部を、自身の化粧工程に取り込む手法を実現し、化粧工程をGitHub的に扱える手法を実現しました。この一連の研究で、CollabTech2024に採録および発表しただけでなく、論文誌にも採録され、HCI件で2回表彰されるなどしました。また修士における一連の研究を整理し、修士論文「Make-up FLOW: 化粧工程の構造化手法の提案と工程の活用による化粧支援手法に関する研究」を書き上げました。

髙野沙也香さんは、毎回研究のため細部にこだわった魅力的なシステムを実装し、また様々な実験を通して着実に研究を深化させてきました。また、後輩の指導のみならず、色々なことをきっちり把握して進めてくれるため、同級生などもずいぶん助けられていました。

卒業後はエンジニアとして働いてます。どこかで見かけましたら、是非ともお声がけいただきますとともに、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

業績

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