第199回HCI研究会で「BingoFit: 所有する衣服の活用に向けたビンゴ型衣服提示システムの改良と検証」というタイトルで発表してきました(青木由樹乃)

   

はじめに

こんにちは!中村研究室M1の青木由樹乃です。

2022年8/22-23に小樽での現地とオンラインのハイブリッド形式で開催されたHCI研究会で、「BingoFit: 所有する衣服の活用に向けたビンゴ型衣服提示システムの改良と検証」というタイトルで発表させていただきました。今回はその報告をさせていただきます!

研究概要

背景

皆さんはついついいつも同じコーディネートをしたり、衣服をクローゼットに眠らせてしまったりしていませんか?
私は300着以上の衣服を所有しているのですが、その中には好んで頻繁に着用する衣服もあれば、存在自体を忘れて数年着用していない衣服など様々なものがあります。
このように、人々は複数の衣服を所有していますがそれらの衣服を全て活用することは困難です。
私はHCI195において、所有する衣服の着用回数の偏りに着目し、ビンゴゲームの要素を取り入れ所有する衣服を満遍なく着用させることで衣服の活用を促進させるシステムBingoFitを提案してきました。

BingoFit手法の概要

5×5の25マスに所有する衣服をランダムな順番で並べ、提示された衣服の中から1週間毎日コーディネートを組み、その衣服のマスを埋めていくことでビンゴを作る手法となっています。

実際に2021年の9月に2週間の使用実験を行った結果、新しい衣服の組み合わせや久しぶりに着た衣服があったこと、衣服の着用の計画を立てる傾向があったことが明らかとなり、所有する衣服の活用に有用であることが示唆されました。しかし、気温や気候条件の変化がシステムの利用に大きく影響を与える可能性があることがわかりました。

そこで今回の研究では、BingoFitが一年中利用可能なシステムであるか検討するため複数の季節で実験を行い、BingoFitでのコーディネートにおいて衣服選択にどのような変化があるのかを調査しました。

その結果、

  • 気温の高い時期は比較的ビンゴカードから衣服を選択しやすい
  • 利用者はBingoFitを利用するうちにビンゴに向けた効率的なマスの埋め方やコーディネートを学習していく
  • ビンゴを作るために戦略的に衣服を選び、マスを埋めている

などが明らかになりました。

また、細やかな気候条件やユーザのイベントに適した衣服を提示させるため、ユーザが任意で選択した衣服を変更するチェンジ機能など、いくつか新しい機能を追加しました。

実際のシステム画面

詳細については後述するスライド及び原稿ををご参照ください。

 

論文&スライド

こちらが論文と発表で使用したスライドとなります。

感想

人生初の小樽でした!真夏でしたが、とても涼しくて過ごしやすかったです🤤


学会の前後に小樽周辺を観光しましたが、風景も綺麗でお店もいっぱいあってすごく良いところでした🥳🥳

みんなでクラフトビール飲んだり、花火したり、とても楽しい夏の思い出になりました🎆

最後になりますが、ご指導いただいた中村先生、実験協力やサポートしてくださった研究室の方々に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

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