INTERACT2019で「Does the pop-out make an effect in the product selection of signage vending machine?」というタイトルで発表してきました(細谷美月)

   

はじめに

こんにちは、B4の細谷美月です。もう夏も終わり、涼しく過ごしやすい季節になりましたね。

今回は、201992日~6日にキプロスで行われたINTERACT2019で「Does the pop-out make an effect in the product selection of signage vending machine?」というタイトルで発表したのでそれを報告させていただきます。

研究概要

日常生活において選択を必要とする場面は多く、飲食店のメニューで何を頼むのか、また自動販売機で何の飲み物を買うのかなど様々な例があります。

このような些細な選択の際に、特にこれといって選びたいものがあるわけではないからさっさと選べばよいのに、どうしようどうしようと悩んでしまうことで、自身の時間を無駄にしたり、人に迷惑をかけてしまったりするなどの問題が起こるため、私達は選択時間を短縮することと、迷いの問題を解決することを本研究の目的としました。

そこで我々は、このような問題の解決策として”ポップアウト”に注目し、下図のように商品の背景色を変えることによって商品の選択を促し、選択時間を短くしたり、迷いを解決できると考えました。以下の画像がポップアウトの例になります。

なお、この内容は主にHCI181で発表させていただいたものの実施期間3か月から半年へと伸ばしてデータを増やし、発表などでの質疑やコメントなどを参考にブラッシュアップし、英語化したものになります。HCIではコメントなどをいただきありがとうございました。

HCIの記事とやや繰り返しになりますが、この研究では実際に稼働する自動販売機で長期的にポップアウトを提示し、ポップアウトの有用性について調査を行いました。

半年間に2826件以上の販売データを取得し、分析の結果

  • ポップアウト商品の選択率が高い
  • ポップアウト選択者の選択時間が短い

という結果が得られました。

また、HOT商品とCOLD商品が両方販売されている状況ではポップアウトの効果が期待できないことも示唆されました。これは、そもそも状況から熱いものが・冷たいものがといった意図が働いていることと、COLDの青色、HOTの赤色が邪魔をしているのだと考えられます。

今後は、今回分析しきれなかったカメラログデータを用いて、性別や年齢、自動販売機の前に何人いたかなどによってポップアウトの効果がどのように変化するのかについて調査を行っていきたいと考えています。

 

スライド

 

論文情報

Mitsuki Hosoya, Hiroaki Yamaura, Satoshi Nakamura, Makoto Nakamura, Eiji Takamatsu, Yujiro Kitaide. Does the pop-out make an effect in the product selection of signage vending machine?, 17th IFIP TC.13 International Conference on Human-Computer Interaction (INTERACT 2019), Vol.11747, pp.24 - 32, 2019.

 

感想

キプロスは本当にいい島で、人も料理も景色も素晴らしすぎました。

まずはキプロス名物のハルミチーズ。触感がくせになり、お土産としても購入しました。

初日に海岸近くにあるオシャレなレストランで食べたサーモンのリゾットです。この味が忘れられず、日本に帰った今も恋しくて仕方がありません。

こんなにキレイな色の海は人生で初めて見ました。

世界遺産に登録されている、王家の墓にも行きました。

元々英語が苦手で、避けて生きてきてしまったため、発表練習は正直大変でしたが本番楽しく発表できたので挑戦して良かったなという気持ちです。さらに、発表や観光を経験して、英語に親しみがもてるようになりました。お世話してくださった方々、ありがとうございました。また国際会議で発表できるように頑張ります。

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