こんにちは.
B4の畑中です.今回は2023年1月23日と24日にホテル&リゾーツ南淡路にて行われた,第118回グループウェアとネットワークサービス研究会に参加しましたのでその報告をさせていただきます.
中村研に所属するメンバーの発表内容につきましては,別途発表報告記事がありますのでそちらをご覧ください.
- 淡路島で開催された第118回GN研究会で「Web上での調査における回答時間に着目した不適切な慣れの基礎調査」というタイトルで発表してきました(髙久拓海)
- 淡路島で開催された第118回GN研究会で「ALS患者のための自身の手書きを残しコミュニケーションに利用可能とするWebサービスの実現」というタイトルで発表してきました(古賀壮)
気になった研究
マイクロブログにおけるアンチシズルワードの分析:「おいしくない」ことを意図する具体的表現の分類 下津 拓未 (和歌山大学), 平林(宮部) 真衣 (東京大学), 吉野 孝 (和歌山大学)
著者らは,口コミなどにおけるポジティブな内容だけでなくネガティブな情報に着目し,飲食に関して「おいしくない」ことを意図する表現を抽出し,抽出した表現に関して修飾・強調・心情という 3 つの観点での分類を行い,その特徴を分析していました.分析の結果,「修飾」においては,「強調」や「心情」と比較して,「味」や「匂い」といった飲食に関する表現が多く抽出され,「心情」においてはほとんど抽出されないことを明らかにしました.一方で,「修飾」でも「強調」や「心情」ととらえられる可能性がある語句も多いため,分類において評価者間で高い一致度合いとならないそうです.
自分自身,口コミの判断材料としてネガティブな情報を重視して見ているので,すごく興味深い内容でした.今回,使用データがTwitterということもあり,強い表現が多いなという印象でした.食べログなどそのほかのプラットフォームで得られた口コミでどうなるのか気になりました.本投稿は,こちらの研究を気になった研究としてあげましたが,同じ研究室の皆さんの発表がどれも分かりやすかったです.何度も発表練習をしたことが伝わる発表で,発表練習の大切さを感じた発表でした.
感想
昨年,新型コロナウイルスの影響でGN115はオンラインになってしまい淡路島に行けませんでしたが,今回参加することができて非常によかったです.
今回宿泊したホテルのご飯が美味しく,また景色もすごい綺麗でした.天候に恵まれませんでしたが,研究室のメンバーと楽しい日々を過ごすことができました.また色々なところに出張いけるように,研究活動に励みたいと思います.
最後まで見ていただきありがとうございす🙇