2023年度 卒業生: 古賀 壮【学士(理学)】#9

   

古賀壮さん

本配属である学部3~4年生の計2年間研究室に在籍して研究に取組み、国内会議発表2件の成果を残しました。

研究は学部3年生の頃にはALS患者の方からのニーズに答える形で、自身の手書きを残し、またそれを手書きコミュニケーションに利活用する仕組みについて研究してきました。この研究はサービスとしても運用し、実際にALSの患者さまに利用いただくなど、可能性を示したものでした。

学部4年生の頃にはプログラミングにおけるコードの編集+再実行における待ち時間や操作などの手間に着目し、不要な処理をスキップして高速化することで、手軽に前の実行状態を復元可能な手法を実現し、卒論としてまとめました。

古賀君は、開発力が高く、多くの学生の開発の手伝いをするなど、随分研究室の研究活動を助けてくれました。特に、手書きの研究については、その基盤となる仕組みを実現してGithubで公開(frontend/backend)するなど、共同研究の幅を広げるものとなりました。

卒業後は、他大学の院に進学しています。どこかで見かけましたら、是非ともお声がけいただきますとともに、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

業績

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