二宮 洸太さん(左端)
プレ配属の学部2年生と本配属である学部3~4年生の計3年間研究室に在籍して研究に取組み、表彰1件、国内査読なし会議発表6件(主著が3件)の成果を残しました。
研究は学部2~3年生の頃には崩れた手書き文字を平均化手法により可読化する研究に取り組み、その組み合わせる際にどのような点を考慮するべきなのかといった点について明らかにしてきました。また、この成果により表彰されました。
学部4年生の頃にはCOVID-19の影響で一気に需要が高まった広がったオンラインのライブイベントを楽しめるようにするための、ヘッドバンギング同期手法を提案し、ヘッドバンギングの認識を可能とするシステムを実現し、卒論としてまとめました。
二宮君は、開発力が高く、多くの学生の開発の手伝いをするなど、随分研究室の研究活動を助けてくれました。また、崩れた文字の美化に関する研究については、共同研究の幅を広げるものとなりました。
卒業後は、IT企業にてエンジニアとして働いています。どこかで見かけましたら、是非ともお声がけいただきますとともに、ご支援をよろしくお願いいたします。
業績
- 表彰
- 国内会議
- 二宮 洸太, 又吉 康綱, 中村 聡史: 崩れた手書き文字の平均化による美化可能性の検証, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI), 2019-HCI-184(15), 1-8 (2019-07-15), 2188-8760 (2019/07/23).
- 船﨑 友稀奈, 瀬戸 徳, 二宮 洸太, 樋川 一幸, 中村 聡史, 山中 祥太. 運転難易度のモデル化に向けた実験システムの構築とカーブ角度の影響調査, 情報処理学会 研究会報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI), Vol.2019-HCI-185, Issue.17, pp.1-8, 2019 (2019/12/11).
- 二宮 洸太, 又吉 康綱, 中村 聡史, 鈴木 正明, 掛 晃幸, 石丸 築. 平均化による崩れ文字可読化のための補正文字選定手法, 第12回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム, オンライン開催, 2020/03/04. オンライン発表賞
- 小松原 達哉, 松山 直人, 野中 滉介, 二宮 洸太, 斉藤 絢基, 中村 聡史. 集合知を利用した音楽キュレーションサービスの実装とその分析, 情報処理学会 研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC), Vol.2021-EC-59, No.28, pp.1-8 (2021/03/17).
- 二宮 洸太, 中村 聡史. 配信ライブの同時視聴におけるヘッドバンギング同期のための動作推定手法, 情報処理学会 研究報告音楽情報科学(MUS), Vol.2021-MUS-130, No.33, pp.1-8 (2021/03/17).
- 藤原 優花, 二宮 洸太, 佐々木 美香子, 中村 聡史. 色覚特性によるゲームの有利不利の制御に向けたD型模擬フィルタを用いた実験による色の基礎検討, 情報処理学会 ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI), Vol.2021-HCI-191, No.6, pp.1-8, 2021.