情報処理学会論文誌「インタラクションの理解および基盤・応用技術」特集号に論文「周辺視への錯視図形提示によるコンテンツ視聴手法の実現」が掲載されました(福地翼)

投稿者: | 2018年4月9日

卒業しましたがまだ残していた仕事があったので舞い戻ってきました,中村研究室の福地です.この頃は社会の荒波に揉まれながらも懸命に日々を生き抜いています.

さて,少し遅めの報告となってしまいましたが,この度,私の「周辺視への錯視図形提示によるコンテンツ視聴手法の実現」という論文が2018年02月15日に情報処理学会論文誌(ジャーナル)の「インタラクションの理解および基盤・応用技術」特集号に掲載されましたので報告いたします.

投稿した論文の概要

この研究はB3のとき扱っていた研究について,考察や分析を追加したものになります.概要としては、動画の視聴時に指定の錯視図形を周辺視野に提示することで動画に対する視聴者の印象がどのように変化するかを調査した内容になっています.錯視図形を周辺視野に提示することで動画に対する印象に様々な変化を与えることが可能になる点を明らかにし,動画に対する加工を必要とせずに印象を後発的に変化させる手法などの応用可能性を示しました.

下記が,本論文に関連した研究になります.ご興味のあるかたはどうぞ.

論文情報

福地 翼,松井 啓司,中村 聡史: 周辺視への錯視図形提示によるコンテンツ視聴手法の実現.情報処理学会論文誌, Vol.59, No.2, pp.681-689 (2018-02-15)

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