こんにちは!
もう9月なんてあっという間ですね!少しずつ涼しく過ごしやすくなってきていて嬉しいです。
2022年9月1日〜3日に福知山公立大学とオンラインでハイブリッド開催されたエンタテインメントコンピューティング2022(EC2022)にM1小松原、M2藤原、濱野が参加してきましたので、その参加報告をさせていただきます。
藤原の発表につきましては、別途発表報告記事がありますのでそちらをご覧ください。
気になった研究
非常に興味深い研究がたくさんありましたが、ここでは小松原、濱野が気になった研究を1つずつご紹介させていただきます。
小松原が気になった研究
超変シーン:機構によって髪が逆立つフィギュアのデザイン
坂田 敢海(東京電機大学 うつろいの研究室), 岡村 遼(東京電機大学 うつろいの研究室), 横山 拓(東京電機大学 うつろいの研究室), 勝本 雄一朗(東京電機大学 うつろいの研究室)
アニメや漫画、さらには古くからの伝承などでも描かれる非現実的な「人物の変身」をフィギュアで再現しようという研究です。ドラゴンボールの孫悟空が変身し髪の毛が逆立つ演出を再現するために、毛束内の腱駆動を制御することで形状の変化ができるフィギュアの製作とその評価を行っていました。結果として位置関係などの難しさはありながらも、重さや騒音などの問題をクリアしつつ、劇中の変身シーンと比べて十分な俊敏さでの変身を可能としていました。
プレゼンが発表者の熱量を感じるような内容で聞いていて楽しくなりました!実際に変身している映像を見て、こんな玩具が身近になったら面白いだろうなと思いました。
濱野が気になった研究
日本語文から漢字を増やして仮名を除くことによる日本人でも中国人でも読める偽中国語の自動生成システム
温 婉言(早稲田大学), 橋田 朋子(早稲田大学)
タイトルから面白そうな研究ですよね!
SNSなどで日本語文から仮名を除いた偽中国語を見たことはありますか?この偽中国語を利用して、日本人でも中国人でも読める文章を自動生成するシステムを構築したという研究です。ユーザスタディの結果、日本人・中国人どちらも読める文章を生成できたものの、主観的な理解度や外来語を漢字に変換した際理解に支障が出ることなどの課題が見つかったそうです。たしかに外来語である「チョコ」が漢字で「巧克力」と表記されていて、日本人は理解できないだろうなと思いました。
先日お茶大の伊藤研との合同研究会でも、中国語と日本語で同じ表記だけど意味が全く異なる言葉に関して研究されている方がいたので、2人の研究を組み合わせたら面白いかもな〜と思いながら発表を聞いていました。
感想
小樽でのHCIに続き、現地参加できて嬉しかったです。ECはデモセッションもあり、口頭発表の質疑も議論が非常に白熱していて、こういう雰囲気は対面だからこその楽しさだなあと思いました。現地参加できて本当によかったです!
そして京都には何度も行っていますが、初めての福知山でした!
福知山での観光時間はあまりありませんでしたが、3人で食べたもつ鍋がとても美味しかったです!良い雰囲気のお店でした😊
学会参加後には大好きな京都観光もでき、大満足でした!