中村聡史研究室

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科: Human-Information Interaction / Lifelog / BADUI

WISS2016で「Web上のBADUIをユーザの手で改善可能とするシステムの提案」というタイトルでデモ発表をしてきました(田島一樹)

   

はじめに

お正月気分も抜けてますます寒さが厳しくなってきました。田島一樹です。

今回私は2016年12月14日から16日までの間、滋賀県長浜市において第24回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(通称:WISS2016)に参加し、みなさんに口頭発表でなくポスター発表で自身の研究の概要をお伝えしました。

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研究の概要

本稿の研究の目的は「Web上のBADUIを改善」するということで、まずはBADUIについて軽く説明させていただきます。
BADUIとはBad User Interfaceの略称で、ユーザにとって使いづらいユーザインタフェースのことを指しています。例として、半角や全角の使い分けが大変な入力フォームや、ダウンロードボタンに見せかけた広告などですが、誰しもそういったもので誤操作をしてしまった経験があるのではないでしょうか。

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入力フォームのBADUI

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ダウンロードボタン型広告

そこで、我々はそういった開発者の都合で放置されたままでいるWeb上のBADUIを、ユーザの手で改善し、改善したものを共有することができる機能を実装したシステム(現在はシステム名をWePatchと名付けています)を開発しました。システム自体はchrome拡張としてJavaScriptとphpを用いて実装しました。下はイメージ図です。

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システムの機能一覧

  • 自動変換フィルタ付与: 使いにくいものが多い入力フォームですが、入力ミスを自動的に修正する変換フィルターを付与することができます。
  • 入力例提示: 入力例を提示し、他のユーザの入力支援を行えます
  • 吹き出し解説: 専門用語やサイト特有な言葉に対して解説を付与し、それを吹き出しとして確認できます。
  • ウェプラ: 現実の世界におけるテプラを模した要素に注意事項を提示し、貼り付けることができ、他のユーザに注意を促すことができます。
  • うっかり誤字修正: サイトの誤字脱字を修正できます。
  • タレコミ機能: BADUIの情報を投稿、共有することができます。

ユーザはこれらの機能を組み合わせて様々なBADUIを修正することができます。

下の画像は発表で使用したポスターです。

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システムと原稿は以下からダウンロードをできます。是非システムを使ってみてください。Let’s patch a BADUI!!

感想

WISSに出されている論文の内容はどれも面白いものばかりで、とてもいい刺激を貰いました。また、有名な企業の方や各分野のトップレベルの人をはじめ、キャラの濃い方が多く参加していたので、ポスター発表中や夜の飲み会などでの質問やコメントがとても貴重でした。今回のWISSを通して得た経験を今後生かしていきたいと思います!

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