中村聡史研究室

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科: Human-Information Interaction / Lifelog / BADUI

WISS2016で「Average Painter:平均化による描画支援手法」という研究をポスター発表してきました(新納真次郎)

   

まだまだ寒い日が続きますがお元気でしょうか?中村研究室B4の新納真次郎です。

私事ですが先日無事卒業が決まり、春から大学院に進学できることが決まりました!
これからも研究を頑張り、この記事でもたくさんの発表報告ができればなと思います。

ところでだいぶ日にちが経ってしまったのですが、2016年12月14日〜16日に行われたWISS2016に参加し、ポスター発表をしてきたのでご報告させていただきます。

WISS2016は滋賀県長浜市の琵琶湖の目の前にある長浜ロイヤルホテルで行われました!

 

研究の概要

今回ポスター発表してきた研究は、平均化によって書き手のストロークを補正する、
Average Painterというシステムについてです。

突然ですが、キャラクターやイラストを描く際に頭の中で描いた絵を思い通りに再現できず、何度も描き直してしまった経験はないでしょうか?
また、絵を描くのが得意な皆さんの中には輪郭などを描く際に、何度も線を重ね書きすることによってアタリの線を取るといった描き方をしている方も多いと思います。

本研究はその絵を描く際に見られる「重ね描き」、「描き直し」という行動に焦点を当てた研究です。

Average Painterは平均をとったストロークは実際に書かれたストロークよりも綺麗になるという、先行研究で得られた知見から、ユーザがこれまで書いた自分のストロークと平均を取っていくことで、綺麗なストロークを再現できるというものになっています。本システムは、以下の2つの平均化機能を持っており、ユーザの描き方に応じて変更することが可能です。

2つの平均化機能

輪郭がうまく書けなくても何回か書くことで綺麗に!

また以前JSAI2016の時に使用したデモ動画が、イメージが伝わりやすいと思うのでこちらも参考してみてください。(描き直しによる平均化機能はまだ未実装のものですが)

Average Painterのデモ動画

詳しい内容については、以下の論文や発表時に使ったポスター、前回参加したJSAI2016の発表報告などを参考していただければと思います。

新納 真次郎 , 萩原 奈苗,中村 聡史 , 鈴木 正明 , 小松 孝徳: Average Painter:平均化による描画支援手法, WISS2016, 2016.

発表時のポスター

また、これまで参加してきた原稿もよければ参考にしていただければと思います。

ポスター発表では、実際にシステムを使ってもらい、何度か平均することで、綺麗に描ける!といった意見もあれば、ストロークを部分的に平均化できればより良いといった意見や、描いたストロークを逐次的に平均するのではなく、これまで描いたストロークを一気に平均できるほうが自然!といったような意見も貰いました。今後はこのような意見を参考にし、システムを改善していくことを考えています。システムを使ってくださった方、コメントをくださった方ありがとうございました。

 

感想

今回が初めて参加したWISSだったのですが、今まで参加してきた学会とは違った合宿型の学会ということもあり、非常に研究意欲を刺激された3日間でした!次は口頭発表で研究発表をできるように、頑張っていきたいと思います。

発表中の様子

おまけ

今回は滋賀ということで、近江牛が中にたっぷり入った近江牛まんを食べました!雪も降っていて非常に寒かったのですが、アツアツでとってもおいしかったです!

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