中村聡史研究室

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科: Human-Information Interaction / Lifelog / BADUI

HAIシンポジウム2016で「漫画におけるネタバレのタイミング変化による読者感情への影響調査」という内容でポスター発表をしました(牧良樹)

   

最近モンスターハンターにハマりまして,毎日深夜までやっています.あぁ…なんでモンハンってあんなに面白いのでしょうか.一人でナルガクルガを狩っても面白いですし,みんなでワイワイしながらナルガクルガを狩ってもいいですし,猫になってナルガクルガを狩ってもいいですし…あぁ…ナルガクルガナルガクルガ….

というわけで,牧良樹です.随分前ですが,12月3日~12月4日に開催されたHAIシンポジウム2016に「漫画におけるネタバレのタイミング変化による読者感情への影響調査」という題名でポスター発表を行ってきたのでその報告をします.

この研究では,コミックのネタバレがどういう影響があるのかについて調査を行なっています.ネタバレについては,世間では絶対悪として扱われており,様々な研究でどうやって防止するのかについて研究がされています.また,ネタバレは問題ないという研究もあるが,それは本当なのか? つまり,本当にネタバレって悪なのか? 悪だとするとどのタイミングでネタバレされると問題があるのかを実験によって明らかにしました.

<結果>

この研究では,物語を読む前や中盤まで読んだ段階でネタバレをされると面白さが減少してしまうことが明らかになりました.つまり,ある程度読み込んだ人に対してネタバレをすると問題があることが分かります.しかし,序盤まで読んだ段階でネタバレをされるだけであれば,逆に面白さが増加することも明らかになりました.

また,ジャンル毎に結果を分けてみるとジャンルそれぞれでネタバレの影響に変化があることがわかりました.スポーツジャンルでは,読み進めていく毎にネタバレによる面白さの減少が大きくなって行きました.しかし,ラブストーリーでは逆に面白さが増加していました.ここから,ジャンル毎にネタバレをされてもいいジャンル,ダメなジャンルがあることがわかりました.さらに,バトルジャンルではジャンプ作品のような王道コミックではネタバレをされても影響が少なかったのですが,先が読めないような作品ではネタバレをされると影響が大きいことがわかりました.

<ポスター発表感想>

ポスター発表では,色々な意見をもらうことができました.今回は,自分がこの研究を始めてから初めての対外発表だったからか,様々な視点からの意見をもらうことができとても面白かったです.また,根拠のある話し方をどのようにすればできるのかなどもご指摘いただけたのもとても勉強になりました.

次の発表もたくさん控えているので牧良樹の今後に期待していてください!!

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