GN研究会で「野球における実況ツイートを用いた試合の山場の見逃し防止手法の検討」の代理発表してきました

      2019/06/06

駒澤大学にて開催された第107回グループウェアトネットワークサービス研究会にて,中村が,中村研B3の木頃君の代理発表をしてきました.

研究タイトルは「野球における実況ツイートを用いた試合の山場の見逃し防止手法の検討」というもので,野球みたいに毎日試合があるスポーツだと,ついつい今日はいいかとか思って見逃しがちであり,見るべきシーンが来た時に見逃してしまうという問題に着目し,これから盛り上がりそうという場面においてBotなどが通知してくれるようなアプリケーションイメージを想定しています.そのうえで,スポーツの今まさに盛り上がっている部分ではなく,これから盛り上がりそうなところを検出できるかどうかに関して検討を行っている研究です.

これから盛り上がりそうという場面の推定においては,試合展開とか,アナウンサーの声とか,発話内容とかの情報を使う手もあるのですが,今回はTwitter上のツイートからそうした情報を抜き出せないかについて検討を行いました.実際には,ツイートをそれぞれのファンのものに分類し,そのツイートの中に現れる願望や期待に関するキーワードを抽出し,そうした情報を使うことでどこまで推定できるかについて検討を行いました.

残念ながら,そこまで精度よく推定することはできませんでしたが,それぞれのチームで推定したり,全部一緒くたにして推定するよりは,それぞれのチームの推定結果の平均を取ったものの方がより良い精度で判定できていたため,今後はこうした点を考慮してキーワードの再選定を行うとともに,よりよい手法を検討していく予定です.

ちなみに,10試合分の結果だけですが,HomeチームがVisitorチームより精度よく判定できており,負けたチームが勝ったチームより精度よく判定できているのが興味深いのですが,負けているチームであればあるほどこうした願望に関するキーワードが出やすいからなのかもしれません.

スライドは下記になります.

[slideshare id=139155122&doc=gn107-baseball-kigoro-190402010042]

書誌情報は,下記になります.

木頃 伸哉, 白鳥 裕士, 中村 聡史: 野球における実況ツイートを用いた試合の山場の見逃し防止手法の検討, 情報処理学会 研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN), 2019-GN-107(4), 1-7 (2019-03-11) , 2188-8744 (2019/03/18).

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