台湾にて開催された国立曁南国際大学、南開科技大学、関西大学、明治大学の合同ワークショップに参加してきました!

      2019/09/26

こんにちは、そして你好、M2の山浦です。
京都に行ったと思ったらもう台湾に行って帰ってきました、転勤族のような気持ちです。

さて、2019年9月17〜21日と台湾にて台湾の国立曁南国際大学、および南開科技大学と日本の関西大学(松下研)と明治大学(中村研)での合同ワークショップに、M2の山浦祐明 、樋川一幸、阿部和樹、徳久弘樹、M1の髙橋拓、佐々木美香子、又吉康綱、B4の野中滉介が参加してきましたのでその報告をさせていただきます。

集合写真

ワークショップについて

ワークショップの内容としましては、松下先生(関西大学)・山西先生(立命館大学)・中村先生(明治大学)の3名による講演、および関西大学・明治大学・国立曁南国際大学の学生による研究プレゼンテーション&ディスカッションを行いました。

今回のワークショップですが、日本国内で行ってきたものとは異なり、言語の違いがありますので日本語ではなく英語で行うというものでした。そのため、普段は容易に説明できる自身の研究内容や相手に対する簡単な質問であっても、なかなかうまく伝えられないのではないかという懸念がありました。ですが、事前に準備をしてきた(英語での発表練習等)ことや海外発表経験者が数名いたこともあり、コミュニケーションによる壁はあまり感じなかったように思います。そのため、普段とは違った有意義なディスカッションができたと感じました。

ディスカッション中の様子

余談ですが、学生だけではなく先生方も英語で講演を行っており、その際にスライドの構成を変えたり、言い方を変えたりなどかなり周到に準備されていました。また、通訳を通しての講演もされていましたが、どのタイミングで言葉を切るかなど考えることが山のようにあったようです(お疲れ様でした...)。

講演の様子(通訳待ち状態)

学生の発表している様子はこちら。

 

会社見学(axis3d)

台湾滞在3日目ですが、axis3d社に会社見学に行きましたのでその報告をさせていただきます。

axis3d社は主にVRや3DCG技術を用いて、システム開発やコンテンツ制作支援、および建設業や工業従事者向けのシミュレータ制作を行っている会社です。その技術はUnityのツールに用いられていたり、有名な映画(アイアンマン2等)やFPSゲームに用いられているようで驚きの連続でした。今はVR空間に没入するような機器の開発を行っているようで、その体験をさせていただきました。実際に体験してみましたが、これが普及してくると思うと恐ろしいですね、帰ってこれなくなりそうなくらいハマってしまいました(笑)。

体験中の様子、空間を走っている感覚になりました!

また、VTuberのモーション検出を行う技術も開発しているようで、中村研の学生1名がその体験をさせていただきました。実際にスクリーンに映し出されて動いている美少女VTuberと、目の前で動いている後輩を同時に見ましたが、バッチリシンクロしていました。全員このような光景を見たことがなかったため、反応は様々でしたが、私個人としては中身が見知った後輩であったとしても、このVTuberは推せるという感覚になりました。是非後輩にはVTuberを目指して欲しいですね!

奥のスクリーン内の美少女VTuberと手前の男子大学院生

 

感想

さて、ここからは研究以外についての報告です。

まず、台湾で滞在した宿ですが国立曁南国際大学の敷地内にあります。敷地内に宿があるというと私は◯ィズニーランドを思い出しますが、それと同じくらい広いのではないかと思います。よく関西大学の学生と関西大学の敷地は大きいという話をしますが、それとは比較にならないほど大きいです。大きすぎて敷地内を巡回するバスが走っているくらいです。さっきから大きさばかりに触れていますが、それほど強く印象に残るくらいには大きいのです。この広さがあるため、大学では音楽活動や運動が盛んに行われているようです。土地が広いというのはいいことですね。

NCNUの写真(なぜ裏側...)

台湾のご飯ですが、八角というスパイスが特徴的な料理が多い印象でした。この八角の香りは独特なものであるため、苦手な人もちらほらといました。私自身もあまり得意ではないので、ひたすら点心を食べまくりました。何より食べ物の物価が安い(肉まん1つが90円くらい)ので、買いすぎちゃうのが悩ましいですね、帰ってきたら体重計からお叱りを受けちゃいました。あとはご存知タピオカ、日本で買うよりはるかに安くて量が多かったです(日本の1/6くらいの値段でサイズが1.5倍ほど)。タピオカのおまんじゅうのようなものもあったのでお土産に買っちゃいました。

客家料理、このエビ料理の他に9皿くらいあります(結構量があります)

今回のワークショップに伴い、ご飯を食べるスケジュールが決まっていたのですが、いい意味でスケジュールが変わりまくりました。例えば、お昼ご飯にはお弁当をいただくという日程が、国立曁南国際大学の学長さんのご厚意により、豪華な料理に変更(なんと全員分おごり...)になったり、夜にいただいた料理が全額おごりになったりという感じです。他にも移動やスケジュールなど、あらゆる場面で至れり尽くせりでした。おもてなされすぎて頭が上がらないといった感じです...

このワークショップは次回日本で行われるようなので、日本にお越しいただいた際には私たちが台湾で感じたのと同じように、めいいっぱい満喫していただけるようなプランを立てたいですね。

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