はじめに
どうもー,B4の金谷です
あー,ありがとうございます,今「BADUIからデザインを学べる付箋」をいただきました~
BADUIは無いほうが良いですが,この付箋はいくつあっても良いですからね~
いや,BADUIが無かったらこの付箋は無いだろ,というツッコミはさておき
ということで,お久しぶりです
1月22,23日に宮古島で行われた第127回CN研究会にて,「漫才師の発話交代可視化による漫才動画探索支援手法の提案」を発表しましたので,その報告をさせていただきます.
研究概要
背景
みなさん,漫才はどのくらい見られますか!?
昨年のM-1グランプリの決勝動画が投稿されています(2026.02.06現在)ので,まだ見てないという人はぜひ!
M-1などで初めて知った・気になった漫才師をYouTubeで検索することがあると思います.
その際,何を基準に漫才の動画を選択・視聴していますか?
再生回数やサムネイル,動画のタイトルや動画時間などさまざまな要素があるかと思います.
しかし,これらは漫才の特徴をほとんど反映しておらず,表面的な情報なのです.
そこで,漫才の特徴を視聴前に把握できると,漫才動画の探索が変化するのではないかと私は考えました.
提案手法
今回,私は漫才師の発話区間と発話タイミングを可視化した「発話グラフ」を提案します
- 横軸が動画の経過時間を,縦軸には漫才師の個人名と動画内での立ち位置を記載
- それぞれの発話区間と発話タイミングをツッコミ・ボケの役割に応じて色分け
- 発話割合をグラフの上部に数値で記載
漫才師の発話に着目した理由は,漫才師の発話は同じ漫才師でもネタごとに特徴が異なるためです.
下の図は,さや香という漫才師の異なる漫才動画6本の発話グラフを比較した図です.
ネタによっては掛け合いが中心のものや,二重線で囲った部分のようにどちらかの話者が一方的に発話しているもの,点線のようにどちらも発話していない「間」など,発話の可視化からネタの多種多様なスタイルを読み取れることがわかるかと思います.
実験と結果
この提案手法によって,漫才動画探索行動がどのように変化するか,グラフの有無による参加者間実験を行い検証しました.
その結果,動画の選択時間に関して,2本目に視聴する動画の選択時間にグラフのあり条件となし条件で有意差が確認されました.
これは,1本目に視聴した動画と2本目に視聴する動画で比較をしているのではないかと考えられます.
また,アンケートでは,動画選択の参考にした要素を重要度順に並び替える設問を用意し回答してもらいました.その結果,漫才が好きな人ほど発話グラフを重要視する結果が得られました.これより漫才がより好きな人ほど,提案手法のグラフを活用する傾向が確認されました.
展望
今回提案した発話グラフは手動で作成したため,漫才師の発話区間などを的確に反映できておらず,表現に一貫性がないという課題がありました.そこで今後は音声認識などを用いて,自動で作成するとともに,漫才師の発話区間以外の声量などといった特徴も可視化していきたいと考えています.
発表スライドと書誌情報
おわりに
過去2回の発表とは違うテーマだったため,緊張はしていましたが,自分で考えたテーマだったので自信をもって臨むことができました.漫才万歳!
2年連続で沖縄に行かせていただき,それだけでもかなりうれしかったですが,なかでも今回は本島ではなく宮古島ということでさらにテンションが上がっていました.最終日は天気にも恵まれ,綺麗な青空,海,砂浜と最高の景色でした!
今回一緒に同行した7名の中に,今年の3月で卒業してしまうM2の方が4人もいて,最後に良い思い出が作れてうれしかったです!卒業してしまうのが悲しいですね…
最後になりましたが,テーマのアイデア出しや実験設計,また原稿執筆に発表練習と,多くのご指導を賜りました中村聡史先生と先輩方に深く感謝申し上げます.
金谷一輝







