中野区役所で「統計・データリテラシー向上研修」の講師をしてきました

投稿者: | 2025年8月27日

共同研究を実施している縁もあって、2025年6月11日、18日、7月8日に、中野区役所において統計やデータリテラシーの向上のための3回のレクチャーをやってきました。

内容としては、1回目は主に座学形式で、

  • なぜ統計やデータが大事なのか
  • どういったグラフを作ってはダメか
  • 疑うことの大事さ
  • 仮説を立てることがなぜ大事なのか
  • 検証をどのようにするべきか?
  • 統計・データ分析のレベル(直感や経験に頼るのはLevel 0、可視化して遊ぶのはLevel 1など)

などについて学習してもらいました。また、その後に仮説の立て方、そしてその検証方法について演習を行いました。

2回目は、来庁者の来庁時間とその窓口、処理時間などをExcelで処理する方法を演習形式で学習してもらったうえで、仮説を立ててもらい、実際にそのデータを分析してみることにチャレンジしてもらいました。また、Excelでやりたいことさえ明確であれば、数式や関数の利用は、生成AIを活用することでほとんど達成できるよという話をさせていただきました。

3回目は、2回目で出した宿題について、実際に仮説とその分析(検証)結果を発表してもらうとともに、どうやったらその分析が可能になるのかといったことについて、演習形式で色々と紹介させていただきました。

 

仮説を立てることの大事さ、またExcelが単なる集計や整理以外にも使えるものであり、その使い方は今までは難しかったけれど、生成AIを使うとやりたいことがだいたい達成できるという話は、とても響いていたようで良かったです。自分が住んでいる区ですので、今後も連携して研修に協力させていただき、中野区のデータ分析レベルがより向上すると良いなと思ったことでした。

もし、うちでもやりたいなど有りましたら、お問い合わせいただけますと幸いです。

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