中村聡史研究室

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科: Human-Information Interaction / Lifelog / BADUI

SIGGN_2015で「ストーリーコンテンツに対するネタバレの基礎調査とその判定手法の検討」というタイトルで発表させていただきました (田島)

   

一年がたつのは、ほんとうにあっという間ですね.

中村研3年田島一樹です.

今年の9月に岐阜県高山市で行われた第96回グループウェアとネットワークサービス研究会(SIGGN_2015)に参加し,研究発表をしましたのでその報告をさせていただきます.

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発表した論文のタイトルは,「ストーリーコンテンツに対するネタバレの基礎調査とその判定手法の検討」というものでした.

みなさんはアニメ・ゲーム・小説などを読み進めている最中に先の内容を知ってしまい,がっかりしたという経験はないでしょうか.近頃話題になっている映画といえば,「スターウォーズ フォースの覚醒」がありますが,この作品のネタバレがなんと東京新聞に掲載されてしまったという出来事がありました.

【炎上】東京新聞にスターウォーズ最大の秘密が掲載されて完全ネタバレ / ファンがマジでブチギレ(*この記事にネタバレはありません)

本研究では,放送時間差によってリアルタイムでアニメを視聴できない人がいる一方,Twitter上にリアルタイムで視聴できる人たちがアニメの内容を投稿することで,それがネタバレとなることを問題とし,リアルタイムで見れない視聴者の規模の調査,アニメにおけるネタバレの分類,評価実験により分類したネタバレの判定精度の算出を行いました.

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結果をまとめますと以下のようになります.

  • リアルタイムで視聴できない人は全体の約70%を占めており,放送時間差によるネタバレは深刻であることが明らかになりました.
  • アンケートによってアニメのネタバレを345件収集し,それらを12種類にカテゴリ分けしました.その中から投稿数の多かった「正体・生死・勝敗・人物特徴」の4カテゴリをアニメにおける致命的なネタバレとしました.
  • SVMを用いた分類により,4カテゴリの中で勝敗のネタバレの推定は容易であり、正体のネタバレの推定は困難であることが明らかになりました.

発表に用いたスライドがこちらになります.

また,論文はこちら.興味のある方はどうぞ.

田島一樹,中村聡史 : ストーリーコンテンツに対するネタバレの基礎調査とその判定手法の検討,  2015-GN-96, vol 7, pp.1 – 6 (2015-09-25).

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最後に感想ですが,初めての学会発表でしたが緊張しながらも楽しんで発表をできたと思います.ただ,スライドを見ながら話してしまったのが反省点です…次回は聴衆の方を見ながら話せるようになりたいです.

 

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