中村聡史研究室

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科: Human-Information Interaction / Lifelog / BADUI

ISASE2018で「A Consideration to Estimate Spoiling Pages in Comics」というタイトルで発表してきました!(牧良樹)

   

はじめに

みなさん,MOBILE LEGENDSといアプリを知っていますか?言ってしまえば,L〇Lの〇〇〇〇何ですけど,すごく面白いです.課金をしなくてもたくさんキャラがもらえますし,それぞれ個性にあったキャラを使えます.そして,勝った時の多幸感が凄まじいんですよ.ガンダムと違って,動きがそこまで早くもないんですけど,間合いの把握やアビのタイミングなどが本当に難しいんですよ.最高かよ!

という訳で牧良樹です.随分前の話になってしまいますが,5月30日~6月2日に開催されたISASE2018に参加させていただきましたので,その報告をさせていただきたいと思います.

アメリカ

なんと!なな何と!!!アメリカに行ってきましたー!!!!!

今回は,先生がAVIという他の学会に行かないと行けなかったため,僕は立命館大学の山西先生とその学生さんである松岡君について行く形でアメリカに行きました! 山西先生とは一度お話させていただいただけなのに,たくさんお世話していただき感謝しかありません…

また,初めてのアメリカだったんですが,何でもかんでも広すぎです.びっくりです.自分の体が小さくなった気持ちになりました.嘘です.あと,料理も量が多すぎです.全然太ります.

初めてのナチョス.量が大杉

ISASE2018

今回も,コミックのネタバレの影響というテーマで発表させていただきました.過去の結果などは

ACIS2017で「Do Manga Spoilers Spoil Manga?」というタイトルで発表してきました!(牧良樹)

JSAI2017で「コミック読者のネタバレ遭遇タイミングによる興味度合い変化」というタイトルで登壇発表してきました(牧良樹)

ここの記事を読んでいただけると,確認できるのでお願いします.

発表内容

今回は,前回に比べてより深く結果の考察を行いました.例えば,ネタバレの影響ってのは面白さだけで測れるのか?ということに注目し,他の要素についての考察などを行なっています.

そして,ネタバレって何なんだろう?と本気で考えてみました.コミックのネタバレについて日本で5本の指に入るくらい考えてる気がします.

背景

コミックとかでネタバレされるのって最悪で,まじもう読む気しない〜〜みたいなこと,よくありませんか?

でも,小説でネタバレされたら小説を読み切った後の面白さが上がるみたいな研究があるんですよ.でも,ネタバレの影響ってのは別に面白さだけじゃないよね?と考えたので,色んな要素について調べて見ました!

結果

今回の実験および分析の結果,ネタバレはコミックを最終的に読み終わった後の面白さにはあまり関係ないかもしれないという結果になりました.この結果は,先行研究の結果を追従する結果になっており,私の予想「ネタバレすると面白くなくなる!」とはずれていました.

じゃあ,ネタバレって何でこんなに嫌われるんだろう?と考えた時に,ネタバレの直後に読者の反応があるんじゃないかと考えて,調べて見ました.

結果としては,そのネタバレ前後での面白さにはあまり差がありませんでした.

面白さの推移グラフ.ネタバレの直後(赤バー)では,あまり減っていないことがわかる.

じゃあ,「何で?」と考え,次に続きへの興味について調べてみました.ここで,読み始めの段階でネタバレをすると,続きへの興味度合いは上がっていました.しかし,ネタバレされる内容の直前まで読んでいる時にネタバレをすると,続きへの興味度合いは下がっちゃったんですよ! これは,つまり,読んだ場所の直後の内容ネタバレされたらみんな萎えちゃうよって結果になったと考えられます.

続きへの興味度合いのグラフ.後半にネタバレされたグループの値が下がっていることがわかる.

ネタバレ再定義

また,ネタバレって何だろう?ってことをすごく考えた時に,ほぼほぼ知らない内容ってのをネタバレされてもあんまり意味ないなと考えました.そしてネタバレとは,「読者が読んでいる箇所の直近の内容」ではないかと考えて,再定義しました.

例えば,3巻まで読んだコミックの4巻部分をネタバレされたらショックだけど,72巻の内容をネタバレされてもあまりショックじゃないじゃないかと考えています.

発表にしようしたスライドはこちらになります.

感想

今回,発表は二度目であり,何とかなりましたが質疑で聞き取ることが出来ずにグダグダになってしまいました.
それはひとえに練習不足です…次頑張ります….

発表の様子

気になった研究

Classifying Personalities of Comic Characters Based on Egograms
Byeongseon Park, Kanae Ibayashi, Mitsunori Matsushita (Kansai University)

この研究は,コミックのキャラクターの性格を分析する研究です.この研究では,キャラクターの性格を分類するために,被験者がキャラクターになりきって,数々の質問を答えることで性格を分析するという手法を取っていてすごく面白かったです.

Effects Comparison between English and Chinese Speakers in Learning Japanese Role Words with Comic Scenes
Yoko Nishihara, Kohei Matsuoka, Ryosuke Yamanishi (Ritsumeikan University)

この研究は,コミックを使った外国語話者に対する学習支援方法の提案をしている論文です.この論文では,外国人話者の被験者が30人とたくさんの外国人話者を用意していてすごいなと感じました.また,教科書との比較した結果,提案手法が優位に高く,そこもすごいなと思いました.

コミックの研究については,勉強していたつもりでしたが,目新しい研究ばかりで手法などもすごく新しい物ばかりですごく楽しかったです.

まとめ

先生がおらず,とてもとても不安な海外発表でしたが,一緒に行ってくださった山西先生のおかげで大きな損害もなく帰って来ることが出来ました.でも,山西先生と行ったカジノでまたまた負けてきてしまったのが少しの心残りです.

はじめて会ったのに,毎日同じ部屋に泊まって迷惑をかけ続けた松岡君,もうほとんど戦友のように自分のことを理解し,お世話してくださったパクと大杉には頭が上がりません.本当にありがとう.

では,今回も写真を最後に載せて締めさせていただきます.ここまで読んでくださりありがとうございました!

かっこよく決まる同行者の松岡くん

残念な牧

かっこいい同行者三名

抜けた窓と山西先生

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