中村聡史研究室

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科: Human-Information Interaction / Lifelog / BADUI

情報処理学会第78回全国大会で「視線とエフェクトの連動によるコンテンツ視聴体験拡張とその評価」という研究発表を行いました(田村)

   

花の便りが聞かれるようになりましたが,皆様どのようにお過ごしでしょうか.中村研究室B3(この記事を投稿時点ではB4)の田村柾優紀です.

2016年3月10~3月12日にかけて慶応義塾大学矢上キャンパスにて開催された「情報処理学会第78回全国大会」に参加し,研究発表を行いましたので報告したいと思います.

[会場の様子]

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[発表の様子]

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前回の研究

前回「Entertainment Computing 2015(EC2015)」にて発表させていただいた「視線とコンテンツ分析に基づくエフェクトの追加による閲覧体験拡張」という研究では,Webページ上に付与するエフェクトを、コンテンツ分析によりそのコンテンツに適したエフェクトを決定し、そのエフェクトを視線と連動させながら見ることにより,視聴・閲覧体験を拡張する手法の提案し,その有用性を簡易的な実験により確かめたというものでした.


今回の研究

今回の研究は,動画視聴に特化して視線に連動したエフェクトの提示がユーザに何をもたらすのかについて,詳しく評価実験を実施したものとなります.

具体的に今回の研究で行ったことは,客観評価と主観評価から提案手法の検証実験で,そのそれぞれは下記のとおりです.

  • 客観評価:エフェクトの有無による、視線ログや、視線の移動速度の変化の検証
  • 主観評価:エフェクト付与により、特定の印象を向上させることが実現できているかをアンケートを用いて検証

また,実験の結果を簡単に整理すると下記のとおりでした.

  • 客観評価:
    • 視線ログ   :全てのエフェクトにおいて視線ログが変化
    • 視線の移動速度:全てのエフェクトにおいて視線の移動速度が減少
  • 主観評価:
    • 霧のエフェクト以外は向上すると期待した特定の印象が向上
    • 霧のエフェクトでは向上すると期待した特定の印象が減少

以上のことから,主観評価と客観評価からある程度視聴体験拡張が行われていたことがわかりました.詳しくは以下の発表スライドおよび動画をご覧下さい.

[スライド]

 

[発表時に使用した動画]


今回の発表を終えて

今回の発表は初日1発目ということもあり,かなり緊張しながらの発表ではありましたが,前回の発表よりは上手く発表することが出来ました.しかし,今回の発表を通して反省する点が幾つも見つかったので,今後の発表にその反省点を活かしていきたいです.

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