中村聡史研究室

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科: Human-Information Interaction / Lifelog / BADUI

イノベーションジャパン2017で展示してきました

   

2017年8月31日~9月1日と、東京ビッグサイトで開催されたイノベーションジャパン2017に、手書き文字関連の研究を展示しに行ってました。

今回展示したのは、手書きの数式化と、その数式化をベースとした平均化技術、そしてその平均化された手書き文字をひとはどのように認識するのかという中村研の研究をベースとした応用技術についてのもので、具体的には下記の3件を発表していました。

  • Mojivator(もじべーたー)
    • 手書き練習において、なぞり書きは単調で退屈なもの。とはいえ、採点されるゲーム形式のものはイラっと来てしまいます。この研究では、手書きを思った以上にうまくできる(つまり実力よりお手本に似る)練習システムを実現して、手書き練習のモチベーションを上げることを可能にするものです。こちら、iOSのアプリとしてAppStoreにて公開したので、是非体験いただければと思います。
  • Mojirage(平均手書きノート)
    • 手書きが得意な人にとっても手書きは毎回ブレがあるものですし、手書きが苦手な人にとっては手書きなんてしたくないでしょう。また、電子黒板やノートなどで、手書きを認識してそれをきれいなフォントに置き換えてくれるものはありますが、手書きの中にフォントが入るとなかなか気持ち悪いものです。この研究では、手書きを過去の本人の手書き文字と平均化してきれいに提示してくれたり、好みの字を書く人の手書き文字と平均化して、楽しく手書きを可能とする手法を実現しています。こちらは、サービスとしてウェブで公開していますので、ぜひ体験いただければと思います。展示でよく言葉をいただきましたが、お礼状の作成に役に立ちそうな気がします。
  • 手書きとフォントの融合
    • 自身の手書き文字が部分的に融合された文字に対してひとは愛着を抱くことが多いため、この研究では様々な場所で用いられているフォントを、手書き文字と融合することによって、個性を埋め込み可能なフォントを実現するものです。また、そのフォントをコミックのセリフの一部やゲームのセリフ、映画の字幕やカラオケの歌詞などに埋め込むことによって、コンテンツに対して愛着がわくような仕組みを実現できるのではと考えています。

最初に聞いていた話からすると100~200人程度かなぁという感じでしたが、300人近い人に体験いただき(パンフレット配布数が300程度)、とても良い感じでした。少しでも次につながるとよいなという感じです。

展示に協力してくれた久保田さんと又吉君。2日間、かなり頑張ってくれており、大学のスタッフからも好評でした。

展示の様子。

 

仮面女子の方々にも体験いただいていました。

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