中村聡史研究室

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科: Human-Information Interaction / Lifelog / BADUI

HCII2018にて「Image Blurring Method for Enhancing Digital Content Viewing Experience」というタイトルで登壇発表を行いました(山浦祐明)

   

こんにちは、帰国して飛行機から降りても耳の様子がおかしいなと思っていたら両耳中耳炎になっていました。中村研究室M1の山浦祐明です。

7月16日〜23日とアメリカ合衆国、ネバダ州はラスベガスにあるシーザーズパレスにて開催されたHCI International 2018(HCII2018)に参加し、研究発表をしてきましたのでその報告をさせていただきます。

 

あらまし

映画や動画、画像やゲームなどのコンテンツは私たちの暮らしをより良い楽しいものにしてくれるものであり、日々の暮らしに欠かせないものであると言えます。こうしたコンテンツをさらに楽しむ、或いは違った視点から楽しむことができる、ある意味やりこみ的な楽しみ方を行う上で、そのコンテンツの体験を拡張するような研究というのは多くなされてきています。本研究もこうしたコンテンツの体験を拡張するという位置付けの研究となっています。

 

研究内容

本手法では大型ディスプレイを用いたり、コンテンツを作りこむといった従来の研究とは異なり、視線検出装置を使うだけでより手軽にコンテンツの体験を拡張する手法を提案しています。具体的には、視線検出装置を利用してユーザの視線の位置を取得し、ひとの視覚特性を利用し、ディスプレイ上で視野を再現する(より強調する)ようなシンプルなぼかしエフェクトを、コンテンツの上に重畳するというものです。

動画コンテンツに対して適用した実験の結果、立体感や没入感といった印象が増幅することが明らかになりました。また、2Dのコンテンツに適用すると、立体感が増すという傾向もみられました。今後は実際にゲームをプレイしている画面に適用した際に印象がどう変化するかを調査する予定です。

本研究は学部3年次の研究である「視線に追随したエフェクトによるデジタルコンテンツの体験拡張手法の提案」を発展させ、英語訳したものとなりますので、詳しい内容はこちら記事「SIGHCI169で「視線に追随したエフェクトによるデジタルコンテンツの体験拡張手法の提案」の発表をしてきました。(山浦祐明)」をご覧ください。また、発表に使用した資料は下記のリンクよりダウンロードすることでご覧になれます。

 

発表原稿

Hiroaki Yamaura, Masayuki Tamura, Satoshi Nakamura : Image Blurring Method for Enhancing Digital Content Viewing Experience, International Conference on Human-Computer Interaction, 2018

発表スライド

感想

初海外にて初海外発表という無謀なことに挑戦してきました。発表自体はうまく?話せたような気がしますが、やはり質疑となると聞き取るのが精一杯でした。ニュアンスはなんとなくわかったのですが、それを言葉にする難しさというものを身にしみて実感しました。

発表の様子

初めての海外ということもあり思う存分にラスベガスを堪能してきました。圧倒される量の食事、眠らない街ラスベガス、コミュニケーションの齟齬、飛行機の遅延、また学会の空いた時間を利用して体験してきた圧倒的大自然。今回の経験を一言でまとめるとするならば「圧倒的エクスペリエンス」でしょう。

年に数回しかない嵐を起こしてみました

 - news , , , , , , ,