CHI2025で、ダークパターンの研究で有名な東京科学大学のKatie Seaborn先生に誘われ、Special Interest Group「Global and Transdisciplinary Perspectives on Dark Patterns and Deceptive Design Practice: ダークパターンとひとをだますデザインに関する国際的かつ学際的な交流」を、Colin Gray先生、Johanna Gunawanさん、Thomas Mildnerさん、René Schäferさん、Lorena Sanchez Chamorroさんという、ダークパターン研究における超有名な方々と一緒に開催してきました。
その前の金曜日にアニサキスにあたってしまってボロボロでしたが、ダークパターンに関する研究者が集まって(ひとが集まるか不安でしたが、50人程度が集まり、キャパギリギリな感じで盛り上がっていました)議論できたのはとても興味深く、いい機会をいただきました。D1の中川さんや、D進予定の木下くんらも参加して頑張っていたようでしたが、やっぱり日本人にとって急に円卓に座らされ、そこで議論して!と言われるのはハードルが高いですね。英語勉強しなきゃなぁとなりました。
ちなみに、その議論やいろいろな人と話したことによって、研究アイディアが沢山浮かんだため、やっぱりすごい人たちと話すことは大事だなと思ったことでした。
CHI自体がそもそも初参加だったので右も左もわからないような状態で、色々とセッションを見て回って、発表時間が短かかったり質疑がなかったりでちょっと悲しかったりはしましたが、やはりすごい研究はとてつもなくすごいですね。とてもいい刺激を受けました。また、仕事を探している人の発表でのアピールも素晴らしいもので(やっぱり職探しをしている人のプレゼンは作り込まれている印象でした)、感銘を受けました。さらに、博士後期課程の学生2名と、進学予定の1名の合計3名を派遣したのですが、とてもいい刺激を受けたようでありがたい限りでした。
なお、その夜にJapan Nightというのに誘われ(CHIでは、夜に色々な国の人がそれぞれ集まって、XXX Nightというのをやるのだそうな)、色々な方と話す機会を得て、コネクションを作ってるんだなという学びを得ました。まぁ、人数が多くなると急にコミュ障になる私は、ただ飲んでおしゃべりしていただけでしたが…