中村聡史研究室

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科: Human-Information Interaction / Lifelog / BADUI

MMM2019で「Fontender: Interactive Japanese Text Design with Dynamic Font Fusion Method for Comics」というタイトルでポスター発表をしてきました(斉藤絢基)

   

自室の壁用にホワイトボードシートを購入したのですが、脳内の整理ができて最高な気分になっています。この世の壁すべてホワイトボードになればいいのにな。こんにちは、中村研究室M1の斉藤絢基です。

2019年1月8〜11日ギリシャで開催されたThe 25th International Conference on MultiMedia Modeling(MMM2019)にてポスター発表してきました。

研究内容

本研究では電子コミックにおける文字デザインの支援を目的として、ユーザが入力した印象語に合わせて動的にフォントを生成する手法を提案しました。

本フォント生成手法はフォントを文字として捉え、数式で表現しているため、フォントを画像として扱いフォントの生成を行うニューラルネットワークを用いる手法よりも柔軟性に富んでいると考えています。例えば、本手法はフォントのブレンドのみならず、フォントと手書き文字の融合を可能とするため、擬音語や擬態語を表現する描き文字のデザイン支援への応用が考えられます。

詳しい内容は、第32回JSAI2018で「Fontender:コミック創作のためのフォント融合による文字デザイン手法」というタイトルで発表してきました(斉藤絢基)をご覧ください。

ポスター

mmm2019's poster by. Junki Saito

気になった発表

Task-Driven Biometric Authentication of Users in Virtual Reality (VR) Environments

この研究は、VR空間内でボールを投げる動作からユーザを識別するというものです。カメラやスマートフォンといった他のデバイスを使用しないこと、ユーザの活動を止めてパスワードを入力させる必要がないことを利点としてあげていました。ターゲットにボールを投げるデータを収集し、3Dの軌跡からユーザの認証が可能か検証しており、135の軌跡点を使用すると14人のユーザを90%の精度で識別することができたそうです。

ミッションインポッシブル5にユーザの歩く動作から認証を行うセキュリティシステムが登場していましたが、この研究も将来的にユーザの何気ない動作からユーザの識別を可能にしていって、映画の世界を実現してほしいものです。

感想

はじめての海外での学会発表でしたが、伝えることに精一杯で緊張する間もありませんでした笑。しかし、それでも伝えたいことが伝わりきらず、非常に歯がゆい思いをしました。また、アジア圏の方々の食いつきがもの凄く、文字に関する研究の文化差というものを実感しました。

発表の様子

発表の様子

開催地ではめったに降らない雪が連日降りしきり、翌日には霧に見舞われ、天候運どうなってるんだという感じでしたが、最終日には晴天に恵まれテッサロニキの街並みを一望することができました。

雪が降るテッサロニキ

吹雪に見舞われるテッサロニキ

霧に見舞われるテッサロニキ

霧に覆われたエーゲ海

また、日程の都合上、アテネに1泊することができたのですが、ホテルからの眺めが異世界すぎました。エレクトラパレスからの眺め

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