第195回HCI研究会で「ドレミハンドル: 操舵角に応じた音提示による運転支援システムの提案」というタイトルで淡路島で発表してきました(松田 さゆり)

   

はじめに

初めまして。本年度より中村研究室に配属されました。B3の松田さゆりです。

2021年11月30日、12月1日に淡路島夢舞台国際会議場で開催されたHCI(ヒューマンコンピュータインタラクション)研究会でSUBARUさんとの共同研究の成果を、
「ドレミハンドル: 操舵角に応じた音提示による運転支援システムの提案」
というタイトルで発表してきました。その報告をさせていただきます。

発表風景

 

研究概要

皆さんは車の運転が得意ですか?私はとても苦手です。ペーパードライバーです。助手席が好きです。

私の運転嫌いは教習所で確立されました。まず初めカーブが怖く、車に慣れていない時、どれくらいまで回せばいいの?と不安に思い、そこから嫌いになっていきました。ちなみに、実際にクラウドソーシング上で運転についてアンケートをとったところ、苦手意識を持つ人はハンドル操作が最も苦手な項目であるという結果が出ました。

こうしたカーブ運転に関する問題をなんとかするため、ハンドルを回した角度によってドレミが鳴る、ドレミハンドル」というシステムを作りました♪

 

実際の映像はこんな感じです。カーブ運転でハンドルを回すと、それに合わせてドレミの音が鳴るのを確認できるかと思います。

 

これを使用してシミュレータで実験を行ったところ、
通常のハンドルと比べて、修正舵(ハンドルを不必要に切り足したり、戻したりすること)が減る傾向が見られました。

 

このことから、ドレミハンドルを使用すると、

・音階変化が段階的で、ある程度間隔があるものであることにより、現在の操舵角(絶対的)と、どれくらいまで回しているのか(相対的)な操舵角を把握しやすい
・ひとつカーブを走行した時に、これくらいのカーブならこれくらい回せばいいのかという感覚を掴みやすい
・修正舵を認識、意識しやすい

ことが示唆されました。

詳細についてはスライドや論文をご参照ください。

 

発表スライド

論文情報

松田 さゆり, 中川 由貴, 船﨑 友稀奈, 細谷 美月, 松山 直人, 中村 聡史, 小松 孝徳, 鳥居 武史, 澄川 瑠一, 高尾 英行. ドレミハンドル: 操舵角に応じた音提示による運転支援システムの提案, 情報処理学会 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI), Vol.2021-HCI-195, No.16, pp.1-8, 2021.

 

感想

初めての学会発表で緊張してしまいましたが、無事に発表を終えることができてよかったです。車が少し好きになりました。
そして、とても素敵なホテルに泊まり、おいしいものをたっくさん食べました。

最後にはなりますが、SUBARUの御三方と様々な議論をさせていただいたおかげで良い研究ができました。また、ご指導いただいた中村先生、研究室のメンバーに心より感謝を申し上げます。

まだまだ未熟者ですが、研究への意欲が高まりました!精進します!

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