DEIM2019で「並列したゲーム世界ライフログの俯瞰的回想手法」というタイトルで発表してきました(前島紘希)

      2020/04/02

みなさんこんにちは.OBの前島です.

遅くなってしまいましたが,2019年3月4日~3月6日に長崎県のハウステンボスにて開催されたDEIM2019にて「並列したゲーム世界ライフログの俯瞰的回想手法」というタイトルで登壇,ポスター発表をしてきましたのでその報告をさせていただきたいと思います.

発表内容

みなさんはゲームで遊ぶことはありますでしょうか?僕は日々,色々なゲームで遊んでいます.ゲームでは様々な体験を得ることができます.例えばキャラクタとコミュニケーションを取る,クエストをクリアするために様々なパーティを考えてクエストをクリアするなどといったものがあります.そのようなゲームでの体験は大切な思い出であり,ユーザを成長させるものなのですが,ゲームでの体験を残す行為はあまり行われておらず,ゲームはただ消費するだけのコンテンツになってしまっていると言えます.そこで僕は現実の体験をデータとして残す「ライフログ」の考え方をゲームにも応用した「ゲームライフログ」を提案し,ゲーム体験をより残しやすく,振り返りやすいものにしようと考えました.本研究では,特にユーザがゲーム体験を残しやすいと考えられるスマートフォンゲームのスクリーンキャプチャを用いたゲームライフログに着目しました.

本研究で行なったことは以下の2点となります.

  • ゲームライフログ閲覧システムの構築
  • 閲覧システムを利用したユーザ実験

ゲームライフログ閲覧システムは,下の画像のようなものとなっています.縦軸にゲーム毎の軸,横軸に時間軸を配置し,2次元平面状に画像を配置することで,ゲーム毎のライフログの閲覧や同時期に遊んでいたゲームライフログの閲覧が可能になっています.

ユーザ実験については,日頃からスマートフォンのスクリーンキャプチャを残しているユーザに自由にゲームライフログ閲覧システムを利用してもらい,アンケートに回答してもらう実験を行いました.また,閲覧システムでの操作をログとして保存し,ユーザの行動についての分析も行いました.結果や考察については論文や発表スライドの中で詳しく説明していますので,詳細を知りたい方はそちらをご覧いただければと思います.アンケート結果と考察を簡単にまとめますと以下のようになります.

  • ゲーム体験の振り返りの方法としては好意的な結果が得られた
  • 今までの閲覧方法(スマートフォンのデフォルトの写真アプリなど)とは違う観点での閲覧ができていた
  • ユーザが複数のゲームで起きていた出来事を思い出すことができていた

発表資料

発表したスライドはこちらから閲覧いただけます.

また,論文はこちらです.

前島 紘希, 阿部 和樹, 中村 聡史. スクリーンキャプチャを用いた並列したゲーム世界ライフログ閲覧手法, 第11回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2019), 2019.

 

発表の感想

今回の発表は「ゲームライフログ」について発表した最初で最後の学会発表となりました.発表内容の最初にも少し触れている通り,僕はゲームが大好きなのでこのテーマで話している時は自分の好きな世界を他の人に知ってもらえる感覚があり,とても楽しく発表することができたと思います.特にポスター発表では,様々な種類のゲーム(スマートフォンゲーム,家庭用ゲームなど)で遊ぶ方と様々なことをディスカッションさせていただき,とても有意義な時間となりました.

その甲斐もあって,学生最後の発表で学生プレゼンテーション賞をいただくことができました!4年間研究をしてきて初めて賞を取ることができたこと,自分の大好きなゲームというテーマで賞を取ることができたことをとても嬉しく思います.このテーマで研究をさせてくださり,様々な助言をくださった中村先生,発表練習を見て,様々な意見をくれた中村研究室のメンバーには本当に感謝しています.ありがとうございました!

4年間の感想

今振り返ってみるとこの4年間は本当にいろいろなことがあったなぁと思いました.中村研究室に配属された学部3年生の最初の半年ぐらいはなかなか同期のみんなとの距離感がつかめていなかった気がします.10月末(ぐらい)に関西に行った時に一気に距離が縮まり,やっと中村研究室の一員に慣れた感じがした記憶があります.そこからはみんなと色々な雑談をしたり,学校が休みの時に遊んだりと楽しく過ごせたと思います.あと,中村研究室で飲み会をして自分が思ったよりお酒が飲めることを知った気がします(笑)

研究については,初めから色々と進めるのが遅いし,人に相談するのは下手だしで中村先生やミーティングで一緒のグループだったメンバーには色々迷惑をかけてしまったと思います.そこについては反省しっぱなしです.それでも研究を進め,大学院に進学し,卒業まで来れたのは中村先生や中村研究室の同期のみんな,後輩たちがいてくれたからだと思っています.本当にありがとうございました!

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