コロナ社のメディアテクノロジーシリーズ Vol.11「インタラクションデザイン: 生活・技術・人をつなぐデザインのかたち」が10月2日に出版されました。
編著が五十嵐悠紀さん、著者は私と渡邊恵太さん、椎尾一郎先生、福地健太郎さん、苗村健先生になります。五十嵐さんの前職はFMSですし、渡邊さんと福地さんもFMSなので、FMS関係者がやたらと著者に入っている、書籍となっています。
読者対象は、大学学部後半(3・4年生)でインタラクションデザインを学ぶ学生、他分野からインタラクションデザインに興味を持った大学院生・社会人、この分野に関心をもつ意欲ある高校生、HCIや情報デザイン分野の教育者・研究者となっています。
私は、第2章でBADUIを主として扱いつつ、身近な“悪い”インタフェースの例から失敗に学び、「良いデザインとは何か」を考えてもらうような構成になっています。BADUIの内容は、カテゴリ的には「失敗から学ぶユーザインタフェース ~世界はBADUIであふれている」をベースとしつつ、新しいものや講義などでよく利用するわかりやすい事例などをもってきています。
ご興味がありましたら、本屋などでぜひ手に取っていただけますと幸いです。