ICEC2021で「A Real-time Drum-wise Volume Visualization System for Learning Volume-Balanced Drum Performance」というタイトルで発表してきました(細谷美月)

   

はじめに

こんにちは、細谷美月です。
あっという間に11月、時が経つのは早いものですね。

11/2-5にThe 20th IFIP INTERNATIONAL CONFERENCE ON ENTERTAINMENT COMPUTINGがオンライン開催されましたので、その発表の報告をさせていただきます。

今回は、M2細谷美月が「A Real-time Drum-wise Volume Visualization System for Learning Volume-Balanced Drum Performance 」というタイトルで発表させていただきました。

 

発表内容

今回の発表は、3/16-17に開催された第130回MUS・第59回EC合同研究発表会にて発表を行った「ドラム演奏の音量バランス習得に向けた音源分離を用いたリアルタイム叩打音量可視化システムの提案」を整理および発展させ、英語化した内容です。

本研究では、ドラム演奏における音量バランス習得を自力で行うことが難しいという問題に着目し、ドラム演奏者が自力で理想的な音量バランスを、容易かつ効率的に習得する仕組みを実現することを目的とし、

1本のマイクから認識したドラム演奏をBD・SD・HIに音源分離し、分離音源から各楽器の音量を推定し、音量バランスをリアルタイムに可視化してフィードバックするシステムを提案しました。

提案システムの使用環境・画面イメージの図を以下に示します。

図のように、ドラム正面から離れた位置にマイク1本を設置し、PCからシステムを起動し、目標の音量バランス・演奏するテンポ(速さ)を設定して演奏を開始すると、システムがリアルタイムに音量バランスを推定・可視化するものです。

このシステムを実装したうえで実験のために使用し、目標に設定した音量バランスに可視化を近づけていくように演奏することができるかを検証する実験を実施しました。実験の結果、割と好意的に捉えられたものの、リアルタイム性や精度などまだ不十分な点があったため、今後の研究において改善予定です。

 

詳しくはリンク先やスライドを参照してください。

 

スライド

論文情報

Mitsuki Hosoya, Masanori Morise, Satoshi Nakamura, Kazuyoshi Yoshii. A Real-time Drum-wise Volume Visualization System for Learning Volume-Balanced Drum Performance, International Conference on Entertainment Computing (IFIP ICEC 2021), Vol.LNCS 13056, pp.154-166, 2021.

 

感想

コロナ禍を経て、オンライン発表の機会はいくつも経験しましたが、時差を超えた海外とやりとりするのは初めてで新鮮な気持ちになりました。

こちらは、スクリーンショットしてもらった発表前の様子です。(会場にこんなに大きく顔が映し出されていると思うと、恥ずかしいですね。)
私がオンライン組のトップバッターだったこともあり、現地組の音声トラブルが起きてしまっていたようです。
緊張していた私のドキドキを、より加速させたハプニングでした。

 

英語での国際会議は2回目なこともあり、なんとか発表自体には気持ちを強く持って臨むことができましたが、質疑応答など英語でのコミュニケーションは自分の課題だなと思いました。
社会人でも国際会議に挑戦する!という目標を立てているので、中村研での経験を今後も生かしたいと思います。

そして、発表練習や論文を見てくださった方々、本当にありがとうございました!

 

余談ですが、少しでもポルトガル気分を味わうために、フランセジーニャ※というポルトガル料理を作って食べました。
おいしかったです。

※ハム、リングィーサ、チポラータ(英語版)のような生ソーセージ、ステーキ、ロースト肉などをパンに挟み、メルトチーズを載せ、さらにトマトとビールを原料とする熱くとろみのあるスパイシーなソースをかけたもの。

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