中村聡史研究室

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科: Human-Information Interaction / Lifelog / BADUI

DEIM2016で「独立した音楽と映像からの音楽動画の印象推定」という発表をしてきました(大野直紀)

   

春和の候、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。中村研究室の大野と申します。

2016年2月29~3月2日にかけて福岡県福岡市のヒルトン福岡シーホークにて「DEIM 2016 第8回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム」に参加し,「独立した音楽と映像からの音楽動画の印象推定」というタイトルで研究発表をしてきましたので報告させていただきます。

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【研究概要】

今回の研究は、前回SIGMUSにて発表させていただいた内容を発展させた研究になります。そちらの研究に関しては、前回の論文をご覧ください。

本研究では、音楽動画の検索を印象語を用いて行うことを実現するために、音楽の印象と、映像の印象それぞれを組み合わせるとどういった印象になるのかを明らかにすることを目的とした研究で、音楽動画の印象を「音楽」「映像」それぞれの印象から推定しようとしています。

そのためのアプローチとしまして、「音楽動画」「音楽のみ」「映像のみ」のそれぞれについて印象評価を行ってもらったデータをもとに分析を行い、組み合わせの手法を考えることで、目的を達成しようと試みました。

本研究で行っていることが実現すると、現在研究が進められている音楽の印象推定や、映像の印象推定の技術で得られた結果をもとに音楽動画の印象推定が自動でできるようになると考えています。

本研究で行ったこと、明らかにしたことは

  • 音楽動画の各印象は音楽、映像の各印象とある程度の相関が、印象ごとに相関が強いメディアがそれぞれ違う
  • 製作者の意図が反映されていない音楽動画では「切ない(C3)」「滑稽な(C5)」といった印象は伝わりづらく、他の印象は音楽の印象に依存する傾向がある
  • 重回帰分析を用いた推定の結果は半数程度の推定制度と高い値ではなかったが、データのアンダーサンプリングなどを行うことで制度が向上すると考えられる

となります。詳しい内容は下記のプレゼンテーションや論文をご覧ください。

 

【プレゼンテーション】

【論文】

「大野直紀,土屋駿貴,中村聡史,山本岳洋:独立した音楽と映像からの音楽動画の印象推定, DEIM2016」

 


 

【感想】

前回の発表では非常にテンパってしまったため非常に不安でしたが、2回目の発表ということもあり、落ち着いて発表することができたと思います。

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DEIMでは非常に数多くのジャンルの内から、自分の気になる研究を選択して聞くことができ、非常に有意義で楽しい研究会でした。

非常に多くの研究発表を見たことで、自分の発表で直さなければいけないことや、知らなかった分析方法などを知ることができ、来年もぜひ行きたいと思いました。

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研究発表の後は、浜辺でバカみたいに遊び、狂ったように酒を飲み、松下研究室の方と水炊きを食べ、非常に楽しく過ごさせていただきました!!

今後も頑張って研究を続けていきたいと思います。

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